| カウンセリング・オフィス こころ工房 |
| 腹式呼吸 |
普段、呼吸は無意識に胸でしていますが、これを意識的にお腹で呼吸をします。
腹式呼吸は、緊張や不安、イライラなどを落ち着かせたり、よく眠れたり、 肩こりや冷えの解消、さらにはダイエットにも効果的です。 歌を歌う人はお腹から声を出すのに、腹式呼吸を使って練習しています。 ヨガや気功などの基本動作に古くから使われています。 まずは、実際にやってみましょう
姿勢は、立っていても座っていても寝ていてもかまいません。 環境は静かなところがいいのですが、特別な場所は選びません。 テレビなどは消しておいた方がいいでしょう。 立つ姿勢は、両足を肩幅くらいに開きます。 座る姿勢は、両足は肩幅くらいで、椅子に深くゆったりと腰掛けます。 寝る姿勢は、仰向けです。 ここから開始です 初めは立ってやるのが分かりやすいでしょう。 動作の基本は 1.口からゆっくりと息をはく(お腹から) 2.息をはききったら息を吸う となります。 もう少し詳しく説明します。 1.口からゆっくりと息をはく ・両手を重ねて手のひらを、おへその下5〜10センチのところに当てます。 ・この手でお腹を少し押さえるようにし、姿勢を少し前屈みにしながら、 口からゆっくりと息をはいていきます。 息をはくとお腹がへこんでいく感じです。 口で「フ―――――」と実際に声を出してもいいです。 息ははききるまで続けます、 無理しない範囲で、初めは5秒くらいでやってみます。 2.息をはききったら、鼻から息を吸う 息をはききったら、さっと力を抜きます。 つまりおさえていた手を戻し、姿勢も戻します。 すると自然に息が入ってきてお腹がふくらみます。 初めは鼻からでも口からでもかまいません。 3.息を吸い込んで一呼吸おいて、 再びお腹を押さえながら息をゆっくりはいていきます。 これを繰り返します。 呼吸の要領がつかめてきたら肩や腕の力を抜いてやるようにします。 1,2の呼吸を数回繰り返してください。 ポイントは、息をゆっくりゆっくり口からはくことです。 慣れてきたら、息をはく時間をだんだん長くしてみてください。 また手で押さえなくても、お腹に意識を集中するだけでできるようになります。 おへその下数センチのところは丹田(たんでん)と言い、丹田呼吸法とも言われています。 自律神経のバランスを調整 腹式呼吸をすることで、自律神経のバランスを整えています。 自律神経は、交感神経と副交感神経の二つがあり、その両方がバランスをとりながら 心臓や消化器官、血管、唾液腺などを自動的に(自律的に)コントロールしています。 交感神経は刺激緊張を高め、副交感神経は脱力弛緩を促進します。 運動すると、心臓の動きを速くし血液を大量に循環させるために交感神経が働き、 運動をやめると心臓を休ませるために副交感神経が働きます。 仕事などで精神的なストレスがかかっても、交感神経が優位になります。 交感神経優位の状態が続くと、身体が緊張し肩こりや動悸、めまいなどの 身体症状や精神的な不安定症状も出てくるのです。 自律神経がつかさどる消化器官や心臓の動きなどそのほとんどが意識ではコントロールできませんが、 唯一呼吸のみが意識でコントロールできます。この呼吸を使って自律神経のバランスを整えるのが腹式呼吸です。 腹式呼吸で副交感神経系が活発に働き、血流がよくなり筋肉の緊張がほぐれたり、 精神的な緊張や不安も抑えられリラックスできるのです。 |
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